財団法人 中央工学校生涯学習センター

漢字ゼミナール 全コース

教材
受 講 料30,450円
受講期間8ヶ月
在籍期間16ヶ月
教材内容ガイドブック:1冊
テキスト:8冊
添削課題:8回
解答用紙:8枚
課題提出用封筒:8枚

■「社会人として自信を持ちたいあなたに」

漢字能力は有能なビジネスマンの必須条件です。日頃から「漢字の正しい書き方・読み方・意味を理解した使い方」を身につけたいもの。そこで、この「漢字検定ゼミナール」が確実に力をつけさせます。

この講座では、常用漢字を含め、約6000字の漢字の会得でき、文中で適切に使えるように学習します。

1日2ページ1時間程度の学習

効果的な学習の基本、それは毎日継続的に行うことではないでしょうか?自主学習で無理なく漢字力が向上できるよう監修しており、1日2ページ、1時間程度の学習で無理なく修了することができます。

添削課題

単元ごとに添削課題が付いています。この添削課題は指導担当講師が採点・添削して漢字力を講評します。

ステップ学習

やさしいレベルから高いレベルまで、確実に漢字力をつけていくステップ学習方式を取り入れています。「演習問題」を解答して漢字力を高め、「解答」と比較して間違えた問題、できなかった漢字は解説を読むことによって、理解を深めていきます。

■カリキュラム

学習内容
テキスト@ 7級レベル
小学校第4学年までの学習漢字を理解し、文章の中で正しく使えるように学習します。
テキストA 6・5級レベル
小学校第6学年までの学習漢字を理解し、文章の中で漢字が果たしている役割を知り、正しく使えるように学習します。
テキストB 4・3級レベル
小学校学年別漢字配当表すべての漢字とその他の常用漢字600字程度を理解し、文章の中で適切に使えるように学習します。
テキストC 3・2級レベル
小学校・中学校・高等学校で学習する常用漢字を理解し、文章の中で適切に使えるようにして、人名漢字も読めるように学習します。
テキストD 準1級レベル
常用漢字を中心として、約3000の漢字の音・訓を理解し、文章の中で適切に使えるように学習します。
テキストE 1級レベル(T)〜(V)
テキストE〜Gで常用漢字を含め、約6000字の漢字の音・訓を理解し、文章の中で適切に使えるように学習します。
テキストF
テキストG

■チャレンジコーナー(こんな故事から)

1.杏林(きょうりん)
お医者さんの異称を杏林といいます。三国時代、呉の医者董奉(とうほう)は患者の病気を治療してもその費用を取らず。そのかわりに、重病の者には五本、軽症の者には一本の杏(あんず)の木を周囲の山に植えさせたのです。
数年経つうちに十万余株の見事な杏の林が出来上がり、杏の実が多く採れるようになると倉を建てこう掲示しました。 「杏の実が欲しいものは一皿の穀物と交換してほしい」。倉には沢山の穀物が積まれ、董奉はその穀物を貧窮している人たちに分け与えたというのです。杏林は仁あるお医者さんの別称なのです。原点「神仙伝」
2.従隗始(かいよりはじめよ)
遠大な事業を起こすには、まず手近なところから始めるがよい。燕(えん)の昭王が自国の発展を図るため、天下の賢者を招く方策を郭(かく)隗(かい)に問うたところ、「まず私のようなつまらないものから優遇せよ。そうすれば私よりも有能な人材が集まるだろう」と答えたことから。「戦国策」
3.奇貨可居(きかおくべし)
珍しい品は買い込んでおいて、高値がつくのを待つこと。秦の王子子楚(しそ)が趙(ちょう)の国の人質となっていたとき、豪商の呂不韋(りょふい)が「奇貨居くべし」として子楚を援助し、のちに子楚が即位すると宰相にとりたてられたことから。「史記」
4.鼓腹撃壌(こふくげきじょう)
天下太平のたとえ。中国太古の堯(ぎょう)の治世に路傍の老人が食べ物をほおばりながら腹つづみを打ち、大地をたたいて歌をうたい、堯の人徳とは無縁に天下泰平を喜んでいたことから。
5.糟糠の妻(そうこうのつま)
貧しいときから苦労を共にした妻。後漢の光武帝は姉の湖陽公主が高官の宋(そう)弘(こう)との結婚を望んだので、宋弘に「富めば妻を易(か)う」と語りかけたとき、帝に「糟糠の妻は堂より下(くだ)さず」と答えたことから。「後漢書」